aritaka
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三崎の「ヶ」の日

三崎の下町は、お祭りなどの「ハレ」の日も盛り上がっていいが、日常の「ケ」の日も実に雰囲気があっていい。

人がまばらで寂しく思うかも知れないが、ゆるい空気のおかげか人の生活が見えやすく、かえって僕には都合が良かったりする。
ある日、港町の夜を照らす小さな灯りの下、潮の香りを肴に酒を飲んでいると、道端では呑気な猫がごろんごろんとひっくり返っていた。
そんな猫を横目にお店の外でお客さんと気さくに話す店主。
何気ないんだけど、ちょっとどこか懐かしい光景が自然に目に入ってくるのも三崎の魅力なのだろう。

ほろ酔いに更けていると、偶然通りかかった散歩中の犬が尻尾を振って近づいてきた。
なんとも嬉しそうな顔を見ていると、もう一杯! と言わずにはいられなかった。


有高唯之(アリタカタダユキ)

erratic
仕 事: 写真家
伝えたいこと 日頃見過ごしてしまうような些細なことにも目を向けていければと思っています
出 没 地: 三崎界隈
自慢できること: 牡蠣の殻剥き
好きなこと: お酒
ひとこと:一期一会
Web:http://aritakatadayuki.com
写真家の有高唯之です。東京から逗子に引っ越して来て3年目となりました。普段はポートレートの撮影を中心に、旅、食、風景などの写真を雑誌、広告、WEBメディア、CDジャケットなどで発表している傍ら、ライフワークとして世界中の皆既日食を追いかけて撮影したりもしています。また最近では日本酒や酒場好きが高じてか、酒場関連の撮影もやらせていただいています。
逗子に拠点を移してから三浦に出かけることが多くなったのですが、三崎での人の出会いもあり、農家さんのHPでの写真を撮らせていただいたり、食彩ネットワークに参加させていただいたりしています。
写真を通じて、三浦の魅力を発信していければと思っています。"