絵を描く男 八木亮太郎
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この男をご存知の方は多いだろう…。
「絵を描く男」だ!
きっと「ユニーク」「独創的」「奇抜」と言われるんだろうな…。
でも本人はいたって、“普通”のことばかり…。
それもこれも、見れば、会えば、納得~の男だ。
顔をくちゃくちゃにして笑うその姿は、静の優しさそのもので、
うちに秘めた動の激しさはみじんも感じられない。
だから誰にも好かれ、心配され、皆ほっとかない。
若い時からいろんなところを旅したり、いろんな仕事に就いたり、
日本を、世界を周ってきたらしい。
今、この地三浦三崎で、嫁と息子と3人、つつましく、強く、優しく生活している。
でもきっと、今も「旅の途中」なんだろうな…
シェアアトリエスペースである“Misaki.Factory”の卒業生の一人。
Misaki.Factoryの立ち上げのスターティングメンバーの一人だった。
今年3月に1年間のMisaki.Factory住人を経て、
自分のアトリエを構えた。
屋号は変わらず 「グランマ国際大学臨海実験所」。
なに? なに?っていう屋号だ。
グランマはキューバ革命時、フィデル・カストロがチェ・ゲバラら仲間と共に
キューバへ再上陸するのに使った船の名前だ。
国際?臨海実験所?
もうこんな感じだから、だからほっとけないのだ!
八木ちゃんは、絵を描きたいのだ!
とにかく、絵が描きたい!
そして、まだそれだけでは「喰えない」。
それも仕方ない!
でも最強の「味方」が一番近くにいてくれている。
嫁さんだ!
一番の理解者で、そして一番厳しい!
絵を描くことに専念してほしいから、だから「厳しい」。
これは商店街の通りの一角にある、錆びて朽ちていた看板スペースに、
「描きたい絵を描いていいから」と依頼され 悩んで悩んで描いた絵。
そしてこれは、お店のシャッターに「面白い絵」を描いて~と依頼を受け、
心を込めて描いた絵。
つつましく、たくましく「生きている」この若者! そして、その嫁さん!
なぜか、応援したくなる…。
いつか、その「嫁さん」の話もするとしよう。。。
(参考画像を添付)