三浦まちARTプロジェクト、始動開始!
ずっと発表したかったのですが、様々な理由から、公表ができず、ウズウズしていました。
このプロジェクトの説明をすると…
◎What is this? 『三浦まちARTプロジェクト』って何?
「三浦まちARTプロジェクト」とは、ざっくり言うと、三浦で何か面白いこと、街が楽しくなることをやりたいと思っている人を集め、アイディアを出し合い、実際に楽しいことをやってみよう!という団体です。
なかなか発表できなかった「様々な理由」の中に、ネーミングが決まらないという問題がありました。正直、プロジェクト名はなんでも良かったのですが、アートイベントも、地域活性化プロジェクトも、地元のお祭りイベントも、なんでも対応できるものにしたいね、ということで『三浦まちARTプロジェクト』に決定です。
◎For what? なぜ、このプロジェクトを立ち上げたのか?
地域の未来を担っていく世代に、「住んでいて楽しい街、住みたくなる街づくり」を一緒に考えて、日常の暮らしの中に、魅力的な街を作っていく仕組みづくりが出来ればと考えています。また、それを次世代につなげていくことが、このプロジェクトの目的です。
仲間と共になにかを企画したり、実践したりすることにより、新たなつながりや可能性が生まれ、人生が楽くなります。さらに、今まで気づかなかった自分の魅力や能力を発見することさえあるかもしれません。そこに暮らしている自分たちが楽しんでこそ、「住んでいて楽しい街」になるのではと考えます。まさに、「人々の暮らしがあってこそ、街が活(生)きてくる」です。
◎Why? なぜ続けていきたいのか?
「住んでいて楽しい街づくり」という思いをカタチにし、継続していくことで、それが地域の新たな『文化』になるかもしれないと考えました。何事もコツコツと、です。
三崎マグロで有名な三浦市ですが、マグロ漁がピークだった頃は、とくに下町商店街などは多くの人で賑わい、映画館が4つもあったそうです。現在は高齢化も進み、商店街に関してはシャッターが下りているお店が多いのですが。それでも、地域で様々なイベントなどが行われ、観光客や新しい店も増えているという噂も耳にします。
◎How? どんな感じでやっていくのか?
「三浦は田舎だからね〜」とか、「シャッター商店街をどうにかしなければ」という声をよく聞きますが、その"どうにか"のやり方によっては、結果は全く違うものになります。
確かにシャッター商店街は深刻な問題です。三浦だけでなく、日本全国に似たような場所は数え切れないほどあります。それは時代が生み出したものだと思うのです。発想の転換をして、その状況を"魅力"に変える事はできないのでしょうか?住居を都会に近い田舎に移したり、シャッター商店街を再利用したり、古い建物が魅力的でそれらを観にツアーが組まれるほど人気だったりするのが、今の時代です。そういう場所を求めている若い人はたくさんいます。
また、人びとの暮らしが創り上げた「文化」の残る場所に、魅力を見出している人たちのアイディアはとても現実的だし面白いです。その土地に思いを持った人たちが、バランス良く協力し合えば、その相乗効果は予想を超えるものにもなり得る?と期待したいです。
自発的に「何かをしたい」と目的を持っている人たちによってその思いをカタチにし、継続していくことで、それらは地域の新たな『文化』になると思います。なぜならそこには『ストーリー』があるからです。
どんなカタチで実現していくかは、これからです。人の数だけアイディアもヒントも集まるので、可能性は無限です。その「無限の可能性」を集めるために、このプロジェクトを発足させたました。
◎What is the meaning of participate? 参加のメリットって?
参加するメリットについては、参加者の方々の感じ方や求めている内容によるので、絶対的な定義はできないかもしれませんが、少なくとも下記の内容が挙げられます。似たような志を持つ方と出会えたり、自分一人では考えつかなかったアイディアのヒントを貰えたり、プラスになることは多いです。
◎About Project name 三浦まちARTという名前について
『三浦まちARTプロジェクト』と、あえて「アート」を使用したネーミングですが、この街に住む地元の人々が、普段と角度を変えて”アート的な視線”を少し加えることによって、今まで気づかなかった「地域の持つ魅力」を再発見できるのではと考えています。
ただ、ここで云うアートの定義は自由です。ここでいう「ART」とは、いわゆるファインアートだけを指すものではありません。「アート」というと、「芸術とかわからないし…」と敬遠されがちなところもありますが、アートの定義は自由です。絵画やオブジェはもちろん、ワークショップや「自然、食、職、暮らし」のような、生活芸術など自由な発想で考えもらえれば良いなと思っています。
Sachico Kuwamura
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