仲間と共になにかを企画したり、実践したりすることにより、新たなつながりや可能性が生まれ、人生が楽くなります。さらに、今まで気づかなかった自分の魅力や能力を発見することさえあるかもしれません。そこに暮らしている自分たちが楽しんでこそ、「住んでいて楽しい街」になるのではと考えます。まさに、「人々の暮らしがあってこそ、街が活(生)きてくる」です。
この企画講座は、『三浦まちARTプロジェクト』の中で企画した一つのイベントです。三浦まちARTプロジェクトの発足・説明に関しては、コラムに掲載しております。)
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先月8月27日に開催した、『第1回 三浦で考える!街プロジェクト企画講座』のレポートです。
まずは、お越し頂いた皆さま、ありがとうございました!
当日は、定員越えのご参加者で、会場のミサキドーナツは、予想以上に盛り上がりました。
企画した者としては、嬉しい限りです。
講座イベントは初の試みで、告知期間も短かったので、「人が集められるかな…」とか、「初対面同士のワールドカフェだけど、盛り上がるかな…」と、ドキドキもありましたからね。
終了時刻が若干オーバーしつつも、内容自体は予定どおりに進み、一安心。ディレクションから会場設営、受付など、相変わらずバタバタなシーンもありましたが。笑
さて、第1部の真鶴まちなーれ アートディレクター平井宏典氏による『アートマネジメンと講座:How to 地域プロジェクト』ですが、講座内容がとても面白かったです。個人的には、プロジェクト進行中に起こる「地域の人びととの関わり方」などが、興味深かったです。
また、真鶴と三浦では、立地や特性が似ている部分もあり、参加者さんの中には、興味津々でメモをとる方が結構いらっしゃいました。平井さんのお話は、いつも「なるほど〜!」という発見があり、アートマネジメントに限らず、さまざまなシーンで活用出来るヒントが頂けて、勉強になります。大学の教授ということもあるせいか、話し方がスムーズでわかりやすかったです。
そして、第2部の『ワールド・カフェ:ブレストタイム。実際に考えてみよう!』も参加者の年代が10代の女子高生から~ベテラン60代と幅広く、世代を超えて、自由なディスカッションが繰り広げられました。
共通のテーマは「三浦でアートイベントをするなら、何をやりたいか?(地域の抱える問題解決につながるか?)」という内容。大きなくくりのテーマでしたが、各グループから、面白いアイディアがたくさん出ました。
今回、参加人数が多かったこともあり、4人〜6人のグループを5つ設定しました。約15分のフリーディスカッションを2回(ラウンドチェンジ1回)を行いましたが、司会者が15分経過の合図を告げても、どのグループも話が止まないほど、盛り上がりをみせました。皆さん、初対面同士とは思えない! 人見知りの私でも、思い切り参加できそう。笑
テーブルに貼り付けた画用紙には、ディスカッションで出たキーワードなどがメモされており、じっくり見返してみると、各テーブルで共通の言葉などが見つかり、かなり興味深い内容でした。
最後に、テーブルごとにホスト役のファシリテーターがまとめを発表しました。斬新なアイディアがたくさん聞けて、それを聞いているだけでも楽しかったです♩まとめと言っても具体的なものではなく、実現可能かどうかは置いておいて、やりたいことの方向性を見出すところまで進みました。
初回のブレストだけでは、内容まとめや最終決定は難しいと思います。そこで、第2回目のワールド・カフェでは、1回目に挙がったアイディアを元に、さらに内容を絞り、実際にプロジェクトが実現できるところまで(プロジェクトチームの発足?)進められたらいいな〜と思っています。
◎『三浦まちARTプロジェクト』の詳細はこちらから。
次回開催は、9月22日(木・祝)、参加申し込みは、下記URLの「申し込みフォーム」より承っています。地域でアートイベントを開催したい、面白いことをやりたい!という方、ぜひご参加下さい。もちろん、三浦市外の方、初めての方も大歓迎です。
▼ 『第2回 三浦で考える!街プロジェクト企画講座』詳細・申し込み
→ http://misakifc.com/news/5234