農と漁の街「三浦」をポートレイトで表現『三浦の人びと展』

まぐろ問屋

まぐろ問屋

農家

農家

調理師

調理師

 
 

 
  
10月と12月、三浦市をテーマにしたポートレイト展『三浦の人びと展』が開催されます。本展は第1回展示を10/29(土)、10/30(日)の2日間開催し、作品を三浦市内の様々な場所に展示。来場者には専用スマートフォンアプリを使って作品を案内します。そして第2回展示は12/1〜12/11までの期間、昭和初期からの遠洋漁業基地「みさき魚市場」として知られる「三崎水産物地方卸売市場」を会場に、全作品を一堂に展示します。

 

このプロジェクトは、この地に生きる人びとのポートレイトから、三浦の歴史や風土・産業を感じてもらい、魅力を伝えることがコンセプトです。アート的視点で三浦を表現し、市外の方はもちろん、地元の方にも街の魅力を再認識して頂きたい..という思いから始まりました。農漁業者が多い三浦市は「職」と「人」にフォーカスを当てることで、三浦の特徴をヴィジュアル化する事ができると考え、撮影を写真家 有高唯之氏に依頼しました。


三浦市は三方が海に囲まれた三浦半島最南端の市であり、代表産業は農業・水産業です。かつてはまぐろ類の水揚げで全国有数の遠洋漁業基地として隆盛を極めた三浦市ですが、現在は就業・教育面では市外への流出が著しく、居住人口はわずか4万人となっています。有識者団体「日本創生会議」からは神奈川県市部で唯一「消滅可能性都市」と名指しされました。


ここに住む市民は第一次産業従事者が多く、何世代も家業を続けてきた人が多数います。首都圏内に位置しながら人口密度が低いという環境的要素、江戸時代以前から引き継がれてきた農業・漁業に従事する人が多いという産業的要素、そして港町として栄え様々な地域や人や文化が行き交ってきた歴史的な要素、こうした要素が三浦で暮らしてきた人たちの個性となっています。この三浦市の特徴、ここで暮らす人の特徴から、人にフォーカスし、そのポートレイトを集めることで、この土地特有の個性や風土を表現したいと企画したのが「三浦の人びと展」です。そしてこの企画の下敷きにはドイツの写真家アウグスト・ザンダーのプロジェクト「20世紀の人間たち」があります。


アウグスト・ザンダーは20世紀初頭のドイツ・ライン地方で暮らす人々を撮影し、ポートレイト写真によってひとつの社会の全体像を記録しようと試みました。このプロジェクトは近代から現代へと移り変わるドイツ社会の一時代を写し出した壮大なドキュメント作品となっています。昔ながら続いてきた農業・水産業が中心となっている三浦市は、人の有様で土地の個性を表現できる街です。この街ではザンダーが試みたポートレイトによる「写真による文化作品」を再現することができます。また、それは三浦市固有の風土を感じ、歴史、産業がもたらす人への影響を考える作品展になります。


フォトグラファーはスタジオボイスの「日本の写真家100人」に選出され、雑誌や広告など、ポートレイト写真を中心に幅広い分野で活動している有高唯之氏が務めます。有高氏は数年前から三浦半島の逗子に移住し、これまで三浦の農家や漁師を撮影してきました。今回の企画では、有高氏が新たに撮影した作品が展示されます。


本展は会場を三浦市各地、三崎水産物地方卸売市場にすることで、来場者がこの土地の風土や産業を感じてもらうことができる展示にしました。『三浦の人びと展』により街と産業と人の関係を考え、三浦市内外の人たちが街の個性を再認識する場を作り出します。

 

*現在、被写体の候補者も募集中です。推薦はミサキファンクラブのフォームからご応募ください。
被写体の応募は終了いたしました。(2016/10/10現在)

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三浦市三崎水産物地方卸売市場

「三浦の人びと展」開催概要
▼第1回展示
時期: 2016年10月29日(土)、30日(日)
場所: 三崎口駅、三浦海岸駅、三浦市各地(町中、畑、港、海岸など)
 
▼第2回展示
時期:2016年12月1日(木)〜12月11日(日)
場所:三崎水産物地方卸売市場
時間:10時〜17時
※ 入場無料
 
主催: 三浦まちARTプロジェクト「三浦の人びと展」実行委員会、ミサキファンクラブ
協賛: 京浜急行電鉄(株)、マホロバ・マインズ三浦、スリーエムジャパン(株)、(株)アサイマーキングシステム、(有)アースデザイン工房、(社)リドレ商店会、他
協力: 横須賀美術館、三崎港町まつり実行委員会、(株)君栄
後援: 神奈川県、三浦市、三浦市観光協会、三浦半島食彩ネットワーク
助成: 平成28年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業
企画・デザイン: 合同会社オン・ザ・ハンモック

本企画は関東学院大学が文化庁「平成28年度大学を活用した文化芸術推進事業」として 採択を受けた「企画実践講座」の支援を受けて実施いたします。

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