ダンベ

「三浦の人びと展」三崎港展示場のショウケースに使用しているのは「ダンベ」と呼ばれる鮮魚を保存・運搬する際に使用する容器です。魚市場に水揚げされた魚はこの「ダンベ」に氷や水と一緒に入れられます。魚市場ではもっともよく見られる道具のひとつです。

「ダンベ」という名前は、船底が平たく幅が広い和船「団平船」(だんべいぶね・だんべえせん)に由来していると言われています。「団平船」は川や運河などで近距離輸送の荷船として使用され、雑荷・肥料・石などを運んでいました。平底であることから、水を入れて魚を運搬するのにも適しており、このことから鮮魚を運搬する容器「ダンベ」の呼び名に繋がっているようです。

三崎水産物地方卸売市場には漁協や水産会社の様々なダンベが使用されています。「三浦の人びと展」では、みうら漁業協同組合様に「ダンベ」をお借りしました。使用しているダンベによっては、魚介の臭いがする物もありますが、それも作品のひとつとして、視覚・嗅覚・聴覚など、五感を使って三浦を感じて欲しいと思っています。

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